現実を動かす手がかりは、自分の思考の中にある

はじめに

色々考えて試行錯誤しているのに、思うように結果が出ない。
「こうなりたい」という理想はあるのに、そこへ辿り着く方法が分からない。
あるいは、自分の現状に違和感があるのに、そのモヤモヤの正体が分からない。

そんな状態が長い間続くと、
「もう無理かもしれない」と感じてしまうこともあります。

私もずっと、「考えているのに現実が変わらない」という状態に悩んでいました。

頭の中では反省も分析もたくさんしている。
それでも、現実の行動や結果がなかなか変わらない。

ですが、思考を分析し整理する習慣をつけてから、
少しずつ現実が動き始めました。

この記事では、私自身の体験をもとに
「考えすぎる人が思考整理によって停滞した現実を動かす方法」について書いています。

思考整理は、順番に分けて考えることで進めることができます。

思考整理のやり方を示した図。モヤモヤした状態を言語化し、具体化・分解して整理することで、原因を明らかにし、対策と行動へつなげる手順を表している。

頭の中で止まっているものも、外に出して整理することで、次にやるべきことが見えてきます。

もしあなたが今、
「もう無理かもしれない」と感じて諦めようとしているなら、
この記事が何かのヒントになるかもしれません。

私は、考えすぎる人です

こうなりたい、という理想はありました。
でも現実は、なかなか思うように動かせませんでした。

頭の中では、いつもたくさんのことを考えていました。
反省も、分析も、未来のシミュレーションも、山ほどしていました。
そうやって考えすぎてしまうことで、
私はどんどん身動きが取れなくなっていきました。

ただ考えるばかりで現実はほぼ変化がないまま、
多くの時間だけが過ぎていきました。
「このままではダメなのに…」という焦りや不安ばかりが大きくなり、
動けない自分やできない自分をいつも責めてばかりいました。
「考えているだけで疲れてしまう」ことの方が多かったのです。

考えすぎる人と、思考を整理するAI

そんなとき、私はChatGPTと出会いました。
正直に言うと、最初は半信半疑でした。

「自分の頭で考えられなくなるのではないか」
「AIなんかに相談して、何かが解決するのだろうか」

そんな疑問もありました。
ですが実際に使ってみて、気づいたことがあります。

ChatGPTは、答えをくれる存在というより、
「私の思考を外に出すための相手」でした。

頭の中でぐるぐるしていた考えを言葉にしてChatGPTに投げると、
それを整理して、わかりやすい形で返してくれる。

言葉が曖昧であれば、ChatGPTの答えも曖昧なまま返ってきます。
だからこそ、自分の考えを詳細に言葉にする必要があります。
むしろ、以前よりも自分の思考と向き合う時間が増えました。

ChatGPTを使って、
自分の思考や行動を分析し、整理し始めてから
私の現実は少しずつ変わり始めました。

遅刻・ギリギリ行動常習犯が「時間を守れる人」に

ほんの少し前まで、私はずっと遅刻やギリギリ行動の常習犯でした。
私は時間にルーズで怠惰な自分が本当に嫌いでした。
これまで自分なりに色々努力してみましたが
現状を変えるまでには至らず、
自己嫌悪だけが積み重なっていきました。

私は、この長年の悩みをなんとなくChatGPTに相談してみました。
ChatGPTが私に提案してきたのは、
私が毎日やっていることを細かく分解して分析することでした。

起きてから出かけるまでの行動を分析したところ、

・自分の思考や行動の癖/傾向
・何が自分の行動を阻みやすいのか
・どのような対策が有効か

といったことが具体的に浮かび上がってきました。
私はその結果をもとに、支度の方法や順番を変えることにしました。

そうやって行動を変えた後、
遅刻をしたり、ギリギリの時間に慌てて自宅を出るようなことは
一度も起こりませんでした。

私は時間にルーズで怠惰な人間ではなかった。
方法が合っていないから結果が出なかった。

この事実が結果として現れたとき、
泣きたくなるくらい嬉しかったのを覚えています。

自己否定ではなく「検証」する

以前の私は、無自覚の完璧主義者でした。

一日のうち、何かひとつでもうまくいかないことがあると
私にとってその一日は「失敗」だと認識していました。

失敗がひとつでもあると、
たとえその他のことがちゃんと出来ていたとしても
たったひとつの「失敗」だけに焦点を当てる。

「私はダメだ」
「能力が低い」

と、自己否定ばかりしてしまうことが多かったのです。

ChatGPTを使って思考の整理を重ねるうちに
私は自分の思考の癖に気づくことができました。

今では、うまくいかないことがあっても
「私はダメだ」と結論づける前に、
ChatGPTを使って一度状況を整理してみます。

できていることと、課題として残っていることを区別し、
事実と感情も分けて考えます。
そうすることで、自分を正しく評価することができるようになりました。

「自分を正しく評価する」とは、
自分が今いる場所を確認することです。

・できていることは何か
・理想にどのくらい近づいているか
・今後何をすればいいのか

振り返りは自己否定のためではなく、
検証するために行うようにしています。

思考や価値観を言葉にすると、心の形が見えてくる

思考や価値観を細かく言語化すると、自己理解が少しずつ深まっていきます。

なんとなく心地いいと思う。
なんとなく不安になる。
なんとなくイライラする。

それらを「なんとなく」のままにしない。
言葉にして頭の中から外に出し、構造を見る。

それだけで、自分という人間の取扱説明書が、
少しずつ書き足されていく感覚があります。

自分にとって大切なこと、自分が快適だと思えること。
逆に、自分が重視していないものや受け容れられないこと。

自分の価値観を明確に見える形にしていくと、
現実では次のような変化が現れます。

・選択に迷う時間が減る
・自分の心が消耗する状況を避けることができる

あなたの価値観は、
あなたが進むべき方向を示す頼れる羅針盤になります。

この方法が合うかもしれない人

この記事で紹介している方法は、
すべての人に必要なものではないかもしれません。

ですが、もしあなたが

・色々考えて試行錯誤しているのに結果が出ない
・理想はあるのに、そこへ辿り着く方法が分からない
・自分の現状に違和感があるのに、その理由が分からない
・反省や分析はしているのに、現実がなかなか変わらない

そんな状態に悩んでいるなら、
この方法は役に立つかもしれません。

考えること自体は、決して悪いことではありません。

むしろ、考えすぎる人ほど
思考を整理することで大きく前に進める可能性を秘めています。

まず、やってみてほしいこと

価値観を言葉にするといっても、
いきなり「私の価値観とは何か?」と考えるのは難しいかもしれません。

そんなときはまず、
最近自分の心が動いたときのことを思い浮かべてみてください。

・嬉しかったこと
・楽しかったこと
・悲しかったこと
・怒ったこと

など、 どんな些細なことでも大丈夫です。

その感情の原因となった出来事と、そのときのあなたの気持ちを、
思いつくままに書き出してみてください。

例えば、

「あるやり取りの中で、軽く扱われたように感じてモヤモヤした」
「時間にルーズな人に対して、強い苛立ちを覚えた」
「誰かに丁寧に扱われて、思った以上に嬉しくなった」

このように、
“何があったか”と“そのときどう感じたか”をセットでChatGPTに投げてみます。

すると、

・なぜそんなに引っかかったのか
・そこにどんな価値観があるのか
・何を大事にしたかったのか

が少しずつ見えてきます。

感情は、あなたの価値観に辿り着くための近道です。

考えすぎる人へ

今あなたは、
「頑張っているのに結果が出ない」
「自分はダメな人間かもしれない」
と感じて、諦めようとしていますか?

現実が思うように動かないのは、
あなたの努力が足りないせいではなく、
ましてやあなたの人格や意思、能力のせいでもありません。

ほんの少しだけ、思考を整理する工程が抜けているだけかもしれません。
あなたはもう、十分に考え、十分に向き合っています。
あとは、その思考を味方にするだけです。

丁寧に自分の思考や価値観を整理して、
自分自身をよく知ること。

自分に合ったやり方さえ見つけることができれば、
現実は少しずつ動き始めます。

自分で現実を動かすための手がかりは、
外から与えられるものではなく、
整理された自分の思考の中から見えてくるものだと、私は感じています。

どうか、あなたの思考を、
あなた自身の味方にしてあげてください。

変わりたいと思っているのに、現実がなかなか変わらない。

そんな状態に心当たりがある方は、
こちらの記事も参考になるかもしれません。

→ 変わりたい私と変わらない現実|思考の迷子から抜け出した話

タイトルとURLをコピーしました