寸足らずのカーテン|失敗の扱い方

最近、部屋のカーテンを買い替えた。
今の部屋に入居してからかなりの年数が経つが、
その間ずっと同じカーテンを使い続けていた。
もうかなり布も劣化してきたし、近くでよく見ると結構汚れている。
いい機会だから買い替えよう、となった。

買い替えにあたって、メジャーでざっとカーテンレールから床までの長さを測り、
それに近い長さのカーテンをネットで注文した。
数日後にはカーテンが届き、私はウキウキで新品のカーテンを取り付けた。

ここで事件が起きた。
取り付けたカーテンが、どう見ても短いのである。

アジャスターフックで最も長くなるように調節しても、
床から20cm上くらいのところに裾が来る。
明らかにサイズ選びを失敗していた。

私の胸に、さまざまな感情が去来した。

『もっときちんと確認していれば…』
『ちょっと奮発したのに…』
『なんでこんなくだらないミスをしたんだろう…』

好みの色で遮光性能も申し分ない、寸足らずのカーテン。

交換を依頼することも考えたが、
色々面倒なのでとりあえずそのまま使うことにした。

次に考えたのは、
「どうしてこうなったのか?」
ということだった。

今回は計測の仕方に問題があった。

まず、カーテンのサイズを選ぶ際は、
カーテンフックを引っかける部分の下から床までの長さを測るらしい。

私はレール部分から床までの長さをかなり適当に測ったのだが、
改めてきちんと測りなおしてみると20cmくらいの差があった。
なるほど、寸足らずになるのも当然である。

次にカーテンを買う時は、何㎝の商品を選べばいいかがよく分かった。
ちょっと痛い失敗ではあったが、
今後はカーテンを買うときに長さを間違えてしまうことはないだろう。

日常生活において、思わぬミスをしてしまうことはよくある。
失敗すると、つい自分を責めたり、落ち込んでしまったりする。

でも、少し落ち着いて考えてみると、
今回起きたことはそこまで大げさなことでもない。

私が適当に測った長さと実際の長さに、20cm程度の差があった。
条件と結果にズレがあって、
原因も分かっている。
なら、次にやることはシンプルだ。
同じように測らない。

これは失敗というより、ただの「データ」だ。

原因が分かれば今後同じミスをすることもないし、
未来にデータを活かすことができる。

嫌な気持ちになっただけで終わるか、
次に繋がる何かを回収するか。

失敗にどんな意味づけをするかは
自分で決めることができる。

今回のカーテン選びは、
そのことを思い出させてくれた。

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