はじめに
興味はあるけど、なかなか手が出せない。
やってみたいけど、踏ん切りがつかない。
何か新しいことをやろうとしても、
なかなか最初の一歩を踏み出せない。
こういった経験はないでしょうか?
以前の私は、新しいことへの挑戦に消極的でした。
興味も関心もあるのに、行動に結びつかないことがずっと不思議でした。
さまざまな経験を重ねるうちに、
・未知のものへの不安
・「まだやったことがない」という事実
が足を止めてしまうことがある、と気づきました。
同時に、
新しい経験は「成功するかどうか」ではなく、
「動ける場所を増やすもの」として考えるようになりました。
この記事では、
どのようにして行動に対する考え方を変えたのか、
そしてその結果、
どのような変化があったのかについて書いていきます。
知らない場所へ行くのは少し怖い
私は車で知らない場所へ行くのがあまり好きではありません。
初めて行く場所は勝手が分からないからです。
どこで曲がるのか?
駐車場はどこなのか?
道幅はどのくらいなのか?
途中で道を間違えたらどうしよう?
こうした不安が次々湧いてくるので、
行ったことのない場所へ行くときは少し緊張してしまいます。
でも、一度行った場所は違います。
次に同じ場所へ行く時は、
前回ほど不安になりません。
道順もなんとなく分かるし、
駐車場の場所も知っています。
「行ったことがある」というだけで、
その場所はずっと身近になります。
そして、その経験は次の行動にも影響します。
一度知らない場所へ車で行けた経験があると、
「あそこに行けたのだから、ここにも行けるだろう」
と考えられるようになるのです。
私は、人生の経験もこれと似ていると思っています。
経験が「移動可能エリア」を広げてくれる
以前の私は、
新しいことに挑戦するとき、
「成功するか失敗するか」で考えていました。
だから、失敗して嫌な思いをする可能性があるなら、
なるべく動かない方がいいと思っていたのです。
でも実際に行動してみると、
成功や失敗とは別に得られるものがあることに気づきました。
それは、「やったことがある」という経験です。
一度経験したことは、
自分の中の「移動可能エリア」になります。
それまで未知だった場所が、
「行ったことがある場所」に変わるのです。
やり方が分かる。
雰囲気が分かる。
何に困るのかも分かる。
だから次は前より動きやすい。
そして、
その経験は次の挑戦の土台になります。
「あれができたのだから、これもできるかもしれない」
そんな風に考えられるようになるのです。
「自分はどう思うのか」は体験しないと分からない
今はインターネットが普及しているので、
たとえ未知のことであっても、
詳しい情報を得ることができます。
「ここはこんな風になっています」
「ここが分かりにくいので注意してください」
「こういうところが良かったです」
情報サイトやSNSの誰かの感想から、
たくさんの情報を集めることができます。
ただ、実際に体験してみないと分からないことがひとつだけあります。
それは、「自分はどう思うのか」ということです。
「楽しい」と思うかもしれない。
「思っていたのと違う」と感じるかもしれない。
「また体験したい」と思うかもしれないし、
「一度で十分だ」と思うかもしれません。
どちらだったとしても、
それは実際に体験してみなければ得られない情報です。
そして、その情報は自分にとって大きな価値があります。
おわりに
私もこれまでに、
スポーツ観戦をしてみたり
いろいろな場所へ旅行してみたり
さまざまなイベントに参加してみたりしてきました。
その中には期待以上だったものもあれば、
思っていたのと違ったものもあります。
ですが、どの経験も無駄にはなっていません。
なぜなら、
「自分はどう感じるのか」
という情報を持ち帰ることができたからです。
さらに、
「あれができたのだから、これもできるかもしれない」
という自信も得ることができました。
私は以前、
新しいことを始める前に、
「成功するか失敗するか」だけを気にしていました。
でも今は、
それだけではないと思っています。
新しい経験は、
自分についての情報を増やしてくれます。
そして、
次の一歩を踏み出すための自信も与えてくれます。
自分についての理解を深めながら、
少しずつ未知の領域を「行ったことがある場所」に変えていく。
そうやって人生の移動可能エリアを増やしていくことが、
自分の世界を広げることに繋がるのだと思います。
